指揮

1988 年生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学経済学部卒業。2006 年慶應義塾高校ワグネル・ソサィエティ・オーケストラの正指揮者に就任。これまで指揮法を小林研一郎、山本七雄、三河正典、井上道義各氏に、チェロを望月直哉氏に師事。また、モスクワ放送響音楽総監督ウラディーミル・フェドセーエフ氏、元アルメニア国立放送交響楽団音楽監督井上喜惟氏と親交が深く、指揮のアドバイスを受け、アシスタントを務めている。これまで、イェルク・デームス氏、舘野泉氏、小山裕幾氏など世界的なソリストとの共演や、数多くの日本初演・世界初演の指揮を手がけ、好評を博している。

ソプラノ

国立音楽大学を首席卒業。東京藝術大学大学院修士課程及び博士後期課程修了。バッハ・コレギウム・ジャパンでは、'12 年メンデルスゾーン『パウルス』、'15 年ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンでの『マタイ受難曲』でソプラノソロを務め好評を博した。オペラでは、'08 年小澤征爾音楽塾『こうもり』イーダ役、'13 年北とぴあ国際音楽祭『フィガロの結婚』バルバリーナ役、等を演じている。第 79 回日本音楽コンクール第 2 位。第 11 回東京音楽コンクール第 2 位 ( 最高位）。

テノール

東京藝術大学大学院修士課程修了。同大学院博士課程修了、博士号取得。2012 年から文化庁在外派遣研修員としてドイツのマインツ音楽大学にて研鑽を積む。宗教曲やコンサートのソリストとして多数出演している他、バッハ・コレギウム・ジャパン、ラ・フォンテヴェルデのメンバーとして活動する。オペラでは、第 50 回藝大オペラ定期モーツァルト『コシ・ファン・トゥッテ』のフェルランド役でデビュー。その後様々な舞台に出演し活躍している。

バリトン

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程を首席で修了。第 55 期二期会マスタークラスを総代で修了し最優秀賞および川崎靜子賞を受賞。第 15 回『新しい声 2013』国際コンクールセミファイナル進出。14 年シャネルピグマリオンデイズアーティスト。コンサートソリストを中心に活動する他、オペラでも日生劇場オペラ公演『ドン・ジョヴァンニ』のタイトルロールで出演など幅広く活躍。デビューアルバム「Kaku Toru Dèbut」セカンドアルバム「加耒徹×ドイツ歌曲」をリリース。二期会会員。

ダンサー

5 歳からバレエを始め、畑佐俊明に師事。橘バレエ学校、牧阿佐美バレエ団出身。14 歳で牧阿佐美バレエ団公演でキューピット役に抜擢され一躍注目を浴びる。18 歳で主役デビュー。以後主な主役を務める。新国立劇場バレエ団設立と同時に移籍。柿落しにより、主役を務める。現在新国立劇場バレエ団名誉ダンサー、シニア・ソリスト。村松賞新人賞、舞踊評論家協会新人賞、中川鋭之助賞、芸術選奨文部大臣賞新人賞、服部智恵子賞など受賞歴多数。2007 年舞踊評論家協会賞受賞。2008 年芸術選奨文部科学大臣賞

ダンサー

山内貴雄、小柴葉朕に師事。2005 年英国ロイヤル・バレエスクールへ留学。2007 年ウィーン国立歌劇場バレエ団研修生。2009 年 K バレエカンパニーにソリストとして入団。2002 年東京新聞全国舞踊コンクールバレエ 2 部第 1位。2004 年ジャパン・グランプリ ジュニアA 第 1 位金賞を受賞。2006 年ユース・アメリカ・グランプリ日本予選シニア第 1 位。2007年 NBA 全国バレエコンクール高校生の部第 1位。2013 年第 70 回東京新聞全国舞踊コンクールパ・ド・ドゥ部第 1 位

ダンサー

幼少期より島田輝記バレエ研究所にてバレエを始める。2000 年、ロシア国立ワガノワバレエアカデミーに留学。卒業後ロシア国立サンクトペテルブルクアカデミーバレエ入団 。 最年少ファーストソリストとなり「くるみ割り人形」にて主演デビューする。2008 年谷桃子バレエ団入団。国内外の多種多様な舞台で活躍。2002 年 全日本バレエコンクール 第 1 位文部科学大臣奨励賞、2011 年 舞踊批評家協会新人賞、2013 年 とくしま芸術文化奨励賞 等々多数受賞。2016 年 洗足学園音楽大学 バレエコース特別講師に就任。